【葵町製糸場プロジェクト】プロジェクト成立の御礼(2019.3.30)

この度は、「幻の製糸場を追え!明治初期赤坂の勧工寮葵町製糸場を3D復元へ」に対しまして、多大なご支援を賜りましたことに、改めて厚く御礼を申し上げます。

3月29日をもちまして、本プロジェクトに対する寄付の受付を終了いたしました。目標金額を達成し、実施事業として成立いたしました。当初の目標金額を大きく上回ることが出来、多くの皆様からお気持ちをいただいたことをスタッフ一同心より感謝するとともに、皆様の期待の大きさに身が引き締まる思いでおります。

いただいた資金は、3Dデジタル復元とその成果の発信のために、大切に使用させていただきます。図面は考証を必要とし、すべて情報がそろっているわけではなく、すぐにはすべてが完成には至りませんが、長い目で温かくお見守りいただければ幸いです。

今後は、4月より学生とともに着手し、9月頃を目処に図面からの情報で作ったプロトタイプ3Dデータを作ります。4月の新学期にあわせて学内の学生に声をかけ、デジタル化の有志を募ろうと思います。既に何名かの学生が興味をもってくれていますが、図面の読み取りを進め、有識者の意見をあわせて作図化を進めたいと思います。

支援の使途は、初めのゴールは、集まった学生との活動に使う諸費用(作業図面の打ち出し、作業用機器の購入等)、有識者との考証、テクニカルサポート、リターン実施費に使いたいと思います。またセカンドゴール以降にいただいたご支援分については、データの再調整、模型化に向けての準備、成果のHP、館内等での情報発信のために使用させていただきます。

今後は、ご支援頂いた方々には、プロジェクトの進捗状況についてメルマガなどを通じて直接お知らせ致します。また、この新着情報のなかでも随時お伝えしていきますので、引き続きご覧頂けますようよろしくお願いします。

最後になりましたが、この度の皆様のご厚情に改めて御礼を申し上げますとともに、今後ともご支援のほどをお願いいたします。

東京農工大学科学博物館