【2019.10.15】繊維技術研究会講演会「竹と竹紙の構造物性及びその炭素材料化」 

講演者 ㈱つくば燃料電池研究所

京谷 陸征 氏

【講演要旨】

発明王エジソンは竹繊維を炭素化して、電球用のフィラメントを作成した。
この炭素化竹フィラメントは、ある時期、しばらく世界的に実用化され、
夜の照明用に利用された。利用された竹は日本製の竹と言われている。
竹は東アジア地域に広くしかも多量に存在する植物である。
竹茎は各種の柱や棹等に広く利用されている。
また、竹から作る炭(竹炭)は独特の性能を有している。
竹繊維はセルロースを主成分としている。
本報告では、竹や竹紙そしてその炭素化物の構造物性について述べる。

開催日時:10月15日(火) 13:00~15:00

会場:科学博物館3F講堂

予約:不要 入場:無料